バイク廃車の注意点

コラム

廃車手続きをしっかりと行うこと 廃車をする場合には、市区町村役場で廃車手続きを行う必要があります。手続きを行わずに不法投棄すると、罰則が科せられる可能性があります。また、廃車手続きをしっかり行うことで、自動車税や自賠責保険の解約などができるため、手続きを怠らないようにしましょう。

廃車とは、簡単に言えば、ナンバープレートを返却して公道を走れなくすることです。バイクは持っているだけで、軽自動車税がかかります。毎年、4月1日が賦課期日となっていて、4月1日時点で所有しているバイクはすべて軽自動車税の対象となります。そして、5月頃に納税通知書が郵送されてきます。乗らないバイクは、放置せずなるべく早めに廃車処分することをおすすめします。バイク廃車や処分をする上での注意点をご紹介するので、参考にしていただければ幸いです。

排気量により手続き場所や重量税支払いの有無が異なる

バイクは、排気量により第一種原動付自転車・第二種原動付自転車・軽二輪自動車(排気量126ccから250cc)・小型二輪自動車(250cc以上)の4種類に分類され、種類によってバイク廃車に必要な書類や手続き方法が異なります。

「原付」と呼ばれるバイクは、第一種原動付自転車と第二種原動付自転車に該当し、それ以外のバイクは二輪自動車扱いとなります。原付バイクの廃車手続きは、お住まいの市町村役場で行います。また、重量税は発生しません。

二輪自動車の廃車手続きは、お住まいの地域を管轄する陸運支局で行います。小型二輪自動車は廃車の際、重量税を支払う必要があります。軽二輪自動車は、新車購入時に支払い済みのため、支払い不要となります。

廃車手続きには書類の準備が必要

廃車手続きには、必要となる書類がありますので、事前に必要な書類を集めておきましょう。
・125cc以下のバイクは、ナンバープレート・標識交付証明書・廃車申請書が必要です。
・126cc~250ccのバイクは、ナンバープレート・軽自動車届出済証・軽自動車届出済証返納届が必要です。
・251cc以上のバイクは、ナンバープレート・車検証・軽自動車税申告書・手数料納付書・抹消登録申請書が必要です。
各書類は印鑑を押さなければいけませんので、印鑑も忘れないようにしてください。

廃車処分業者を選ぶ際には、信頼できる業者を選ぶこと 廃車処分業者を選ぶ際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。業者によっては、違法な手続きや不当な料金請求をすることがあるため、口コミや評判などを確認して、信頼できる業者を選びましょう。

自賠責保険の返金と引き継ぎ

廃車の際に、自賠責保険が残っている場合は還付(返金)してもらうことができます。複数年分加入して残り期間が長い場合は、数万円も返ってくることがありますので、忘れずに保険会社に連絡してください。解約の際は、自賠責保険証の原本と廃車の際に発行された書類が必要になります。

一方、同じ車両区分のバイクを購入する場合は、廃車した自賠責保険を引き継ぐこともできます。その場合も保険会社に連絡してください。この場合は、バイクの登録証(車検証など)と自賠責保険証が必要になります。

バイクの処分にはお金がかかる

状態が良いバイクは買取業者で買い取ってもらえるので、基本的には費用はかからないですが、バイクの価値が無いと判断されれば反対に処分費用を取られるということもあります。
処分費と廃車手続き費用は買取業者や処分業者により異なりますので、見積もりを取り比較することをおすすめします。
(高額な費用を請求される可能性もありますので注意が必要です。)


当社は事故車や壊れたバイクも基本的に無料で引取・廃車手続き代行しております。
※関西エリアのみ。状況によりますので、まずはお気軽にご相談ください。

バイク廃車専門店 エヌケーファクトリー

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